オーナーインタビュー

BESSの暮らしはどうですか?
「ログハウスでの暮らしってどんなもの?」「田舎暮らしに憧れているけど…」。木の家での暮らしを思い描いている方へ、BESSのログハウスや個性派住宅にお住まいのご家族の実例をご紹介します。新たな暮らしを始めた経緯、用途により異なるログハウスのスタイル、家づくりへの思いや暮らしぶりなど、ぜひ参考にしてください。

カントリーログハウス

あまりに居心地がいいことを少しだけ心配している。

週末に来て、ぽけーっと外を眺めて過ごす

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愛知県豊田市に住まいと仕事がある夫妻にとって、この家はセカンドハウスだ。ほぼ毎週末訪れるが、とりたてて何をするためではない。ただ寛ぐ。広々としたウッドデッキに置いた椅子に腰掛け南アルプスの山々を眺める。「こっちに来たら、ほとんどの時間をこうして外を見ながらぽけーっと過ごします」。そんな時間をもつために、夫妻は伊那谷のこの家へやってくる。最初は高速道をフルに活用したが、今は飯田あたりまで国道で来るそうだ。それでもかかる時間は2時間半ほど。徐々に変わる車窓の風景を感じながら、サラリーマンの自分から週末の自分へとスイッチを切り替えていく。 K邸のある場所は、伊那市街から西へ向かった、権兵衛峠に登る途中の見晴らしのいい土地だ。南アルプスの女王の異名をもつ仙丈ヶ岳、美しいピラミッドをなす甲斐駒ヶ岳など3000メートル級を山稜の眺めを独り占めできる。山並みは時刻によっても、季節によっても装いを変える。雪景色に朝焼けに、いつも新鮮な驚きを覚える。 星空も見事だ。周りに人家も少ないから、人の暮らしの明かりが星の光が届くのを邪魔をしない。漆黒の空にまたたくあまたの星たちに、「あー、星だぁー」と息がもれる。他の言葉が継げないくらい感動している。 もともとご主人の希望でこの家を建てた。忙しい仕事に追われ、体も心も辛かった時期も経験したが、この場所がご主人を癒やし、支えている。外を歩こうと思えば、農地や牧草地、平地林が広がる周辺は、散歩道にことかかない。車社会の都会とは別世界だ。

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駒ヶ根展示場の「森のマジック」

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ご主人はかねてより定年後の田舎暮らしに憧れていた。奥様の知り合いから聞いて豊田市のBESS展示場を夫婦で訪ね、ログハウスを見て「いい感じだね。いいね」率直に思ったという。かれこれ10年ほど前の話だ。 それからほどなくして、運命の歯車が動き出した。温泉好きの夫妻は、そのころ週末ともなると車に乗って愛知県から北上し、長野県各地の温泉巡りをしていたそうだ。駒ヶ根を訪ねたのもそんな機会だった。BESS信州の展示場にもやっぱりたまたま立ち寄った。 「マジックにかかったように、あの雰囲気にやられてしまいました。森の中にログハウスがぴったりはまっているんです」。豊田の展示場は街中だったので、ログの魅力の全部が伝わらなかった。ここでは、森の木々がそよそよと風に揺れる様子が窓から見える。薪ストーブのじんわりとした温もりと薪が燃える明かりに、心が和やかになっていく。「なんて居心地がいいんだろうって」 住宅の展示場なら普通、客が訪れると営業が付いて回ってあれこれ説明するものだが、ここは来場時に受付を済ますと、コーヒーを入れてくれるだけで、あとは放っておいてくれる。好きなように建物を巡っては、こんな家に暮らしたらこんな風に毎日を送りたいと、勝手に想像しながらのんびりできた。

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それがいたく気に入り、当時高速道路のETC利用料が休日1000円になったのをこれ幸いと、夫妻は何度も何度も駒ヶ根に通った。「あんまり展示場で寛いでいるものだから、昼寝をしちゃうこともありました。あるとき他のお客さんから『ここに住んでいるんですか』と聞かれたほどです」。それほどにログハウスは気が休まった。

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夏も冬もログハウスは過ごしやすい

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「展示場に入り浸るうち、櫻井社長とも親しくなり、あれこれ相談させてもらいました。信州に暮らすなら安曇野も候補で、北アルプスの眺めがいい池田町にも憧れたのですが、気象条件等を比べると伊那谷がいいと勧めてくださったのも櫻井さんでした」 資金がいちばんの問題だと考えていたが、「今ファイナンシャルプランナーが来ているので話して行かれますか」と紹介され、不安もすっきり解消した。土地は地元の不動産業者に「山が見えて、敷地が広くて、あまり人が住んでいないところがいい」と問い合わせてみると、条件がぴったりのこの場所をすぐに案内してくれた。BESSのログハウスの中から選択するなら、ファントムにしようかと初めは思っていたが、たまたまキャンペーンでカントリーログのこのモデルが出て、一目惚れしてしまった。 いろんなことがとんとん拍子に進んでいって、2008年5月の末にこの家ができた。間取りは標準タイプのまま。ほとんどの時間は1階で過ごす。あちこちに奥様が収集した絵画が飾られ、大人の隠れ家に相応しい雰囲気だ。2階は、壁の一面をつくり付けの本棚にしたご主人の書斎、収納、ゲストルームとして使っている。 唯一オプションで付けた勝手口の扉は、伊那谷を渡る南北の風をよく通す。伊那市でも標高の高い場所にあるから、ここは夏でも涼しい方だが、風通しがいいおかげで一層爽やかだ。クーラーなしではいられない都市部とは大違いである。「一週間に一度来て、家の中に熱がこもっていても、風を入れるとすぐに抜けますよ」 冬も快適なのはやっぱり薪ストーブのおかげ。「ログハウスは、薪ストーブ一台で家の中全体が温かいです」と奥様。部屋ごとを暖めている愛知県の家の方がずっと寒く感じるのだそうだ。ここでは冬でも半袖で過ごしているとか。

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木を植え、森の中にいる息吹も楽しむ

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眺望は抜群の場所なのに、Kさんにはもう一つ望みがあった。「森の中に住みたい」。周囲の景色とは矛盾した想いだが、それほどにBESS信州駒ヶ根展示場の森の雰囲気に馴染んでしまったのだ。ならば、せっかく土地も広いのだから木を植えようと、近くの植木屋さんに頼んで、山に自生する木をなんと100本以上植えてもらった。落葉樹が中心で、初夏には新緑が、秋には紅葉が美しい。シャラやモクレン、シャクナゲ、ハナモモなど花がきれいな木もあれば、ナンテンはじめ実もなる木も多くて、来る度に違う顔で出迎えてくれる。たくさんある木の中で、ご主人はトネリコが、奥様はカツラやヤマボウシがお気に入りだ。 こんなにいい環境を暮らせる代償だと思えば、庭の草刈りもまあ我慢できる。夏場は2週に1度は夫婦してビーバーを駆る。「汗だくになっても、刈り終わった草いきれの匂いに達成感があります。体を動かすことも気持ちがいいし、何よりひと仕事終えシャワーを浴びた後、デッキで飲むビールが最高です」 第二のリビングとして大活躍するウッドデッキの縁には、今年アサガオを植えた。1歳半になり立って歩けるようになったお孫さんが、地面に落ちないようにとの気遣いだ。きっとお孫さんもこの場所に大喜びだったに違いない。毎年9月にはご主人の友人も遊びに来るそうで、今年もバーベキューで盛り上がり、「ぐっすり眠れた」と言ってすっきりした顔をして帰って行ったそうだ。 Kさんは今、この家があまりに居心地がいいことを少しだけ心配している。今はセカンドハウスだから楽しいばかりだが、ずっといたら惚けてしまうのではないか。なんとも贅沢な悩みではないか。「何か仕事を見つけるのもいいかもしれないと考えています。釣りに興じてみるのもいい。こっちの暮らしの楽しみ方もBESSの櫻井さんに聞けばいろいろ教えてくれるだろうし、家を建ててからもお付き合いが続くのはありがたいですね」 「リタイアしたら田舎暮らしをしたいと考える人は大勢いると思います。でも、『できたらいいな』で終わってしまう人も多いかもしれない。そんな人たちの背中を『大丈夫、きっとできますよ』と今の僕らなら押してあげられると思います」

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